スポンサーサイト

--.--.--(--:--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
☆ランキングに参加しています→にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 注意欠陥・多動性障害へ

スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

「心の理論」の「心」とは(2)

2009.02.25(12:53)
(昨日の『「心の理論」の「心」とは(1)』からの続きです。)

前回、「自我」の芽生えの問題ではないかと書いたが、どういうことか、説明してみたいと思う。

そもそも、「自分」というものは、いつ頃意識をするものなのか。
これは、心理学では、鏡を使った実験で証明を試みている。

まずは、9ヶ月から2歳までの子供の鼻の頭に、彼らが眠っている間に赤い印を付けておく。
目覚めて、鏡を見て、自分の鼻に手をやるのであれば、その子は鏡の中の人が「自分」であると認識していることとなる。

この実験結果から、鼻に手をやるのは、大体1歳半ぐらいからであることが分かっている。

確かに乳幼児の観察からも、1歳未満の子は自他の区別がついておらず、他の赤ちゃんが転んで泣いているのを見て、泣きながら自分の母親のところへ這っていったりする。

それが、1歳を過ぎるとこのような行動は減り、1歳半ばぐらいには、泣いている子に対して、おもちゃやぬいぐるみを差し出したりなど、思いやりのしぐさを見せるようになる。
他人の痛みは、自分の痛みではないと認識出来るようになるのである。

そして、2歳ぐらいになると、名前を呼ばれて返事をしたり、自分の写真を見て自分の名前を言うことなどが出来るようになる。
つまり「自分」にも名前があるのだということを理解し、段々と「自我」が形成されていくのである。
このように「自分」というものを認識していく段階で、言葉という存在がまた大きくなってくる。

子供同士の交流を見てみても、3歳未満の子供達は、一見一緒に遊んでいるように見えても、よく見ると別々のことをしていたりして、実際は交流をしていない。(並行遊び)
それが、3歳ぐらいになると、それぞれが自分の遊びをしながらも、遊び道具を交換したりなどをして、ちょっとした交流が始まるのだが、あくまでも感心は自分の世界となる。(連合遊び)
4歳以降には、「ごっこ遊び」などの、共通の目的をもって、それぞれが役割分担をして遊ぶようになる。(協同遊び)

ごっこ遊びが出来るようになるということは、それぞれが持っているイメージ世界を、言語を媒介にして共有出来るようになったということを意味するのだ。
ここでもまた、言葉が果たす役割は大きい。
(「メタ表象」の問題はあるが、それは以前触れたので置いておく。)

さて、以上のような点を踏まえた上で、また「心の理論」の話に戻りたいと思う。
繰り返しとなるが、「心の理論」とは「他者の心の動きを類推したり、他者が自分とは違う信念を持っているということを理解したりする」こととなっている。

このような、類推や理解が出来るという背景に、上で挙げた「自己の認識」や「言葉」が前提として必要不可欠である、と考えるのである。

(次回の『「心の理論」の問題』へ続く。)
☆ランキングに参加しています→にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 注意欠陥・多動性障害へ

<<「心の理論」の問題について | ホームへ | 「心の理論」の「心」とは(1)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://soramimoke.blog65.fc2.com/tb.php/71-0e7863e7
| ホームへ |
プロフィール

空海もけ(そらみもけ)

Author:空海もけ(そらみもけ)
ADHDの鍼灸師。面倒臭がり屋でふざけるのが大好き。着ぐるみ脱ぎました。
(詳しくはカテゴリーのプロフィール欄を参照。)

もち
・もち
もけの夫。
背が高くてよく食べる。
お煎餅が大好き。

ゲコ
・ゲコ
近くの川に住む蛙。
よく合いの手を入れる。
留守番もしてくれる。

ポンチン
・ポンチン
もけが実家で飼っているマルチーズ犬。
(本当はふわふわモコモコ。)
一緒に住んでいないが何故か登場する。

※漫画の内容は、事実を元に多少脚色してあります。

blogram投票ボタン
ちょいとblogramというものに参加してみました。
ランキングに絡めて、ブログのみどころや成分を紹介してくれるそうです。
上のバナーをクリックして下さると、投票されて紹介内容が見られます。
下のはブログの記事内容によって、謎の生物が変わるそうです。

最新コメント
カテゴリー
検索フォーム

掲示板

『ハイパー☆掲示板』
ハイパー☆掲示板

ほとばしる思いをぶつける場所☆
(お気楽極楽にお使いください♪)

メールフォーム

建設的な意見大歓迎!
メールはこちらまでどうぞ
(下の画像をクリックするとメールフォームが開きます。)
メールフォーム

※公序良俗に反するもの、各種相談などは受け付け兼ねます。また、必ず返信が出来るとも限りませんので、併せてご了承下さいませ。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。